循環器認定医について

    獣医循環器認定医制度は、日本獣医循環器学会によって設立された制度であり、高度かつ広範な専門知識と実践能力を備えた国際水準の動物循環器スペシャリストを育成することを目的としています。獣医循環器認定医は、動物の循環器学に関する深い知識を有し、指導的役割を果たすことができる獣医師として獣医循環器学会に認定された獣医師です。

認定医の要件

認定医となるためには、以下の条件を満たす必要があります:

  • 臨床経験5年以上
  • 日本獣医循環器学会の会員歴5年以上
  • 学会評価基準を満たす循環器病の臨床や研究の修練を積むこと
  • 動物循環器学のカリキュラムをすべて履修していること
  • 認定試験に合格すること

また、認定医は合格後も5年ごとに資格更新が必要であり、論文投稿や学会活動が義務付けられています。これにより、認定医としての技術や知識・能力の質が維持されています。

現在(2024年4月時点)日本全国で活躍する認定医は約80人います。小動物臨床の獣医師は約16,000人であり、獣医循環器認定医は獣医師約200人に1人の希少な認定医資格といえます。知多半島では当院の院長が唯一の認定医です。

当院の循環器診療の特徴

なぜ獣医循環器認定医が必要なのか?

犬猫の心臓病は初期段階では症状が出にくいため、専門家による定期的なチェックが重要です。心臓病の早期発見は、治療効果を高め、ペットの寿命を延ばす可能性があります。獣医循環器認定医は、最新の治療法や研究に基づいた知識を持ち、効果的な治療を提供できます。
心臓に関するお悩みや疑問がある方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

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